試験やトラブルなんてぶっとばせ!

日常で起こったトラブル(主にシステム関係)や資格試験の勉強方法、感動したことをつづっていこうと思います。自己満足です。

一次試験合格発表と単元指導計画

平成30年度の東京都教員採用試験の一次試験合格発表が8/7にあったようです。

合格発表、年々早くなっているんですかね。私の時はお盆でした。うらやましい。

 

合格発表をまだ確認していない方、速やかに確認しましょう。過去の私みたいになっちゃうよ…!(過去ブログ参照

http://www.kyoinsenko-metro-tokyo.jp/saiyo_info

 

残念ながら不合格だった方、がっかりしてる場合ではありません。産休代替や講師の登録が待っていますので、行動を急ぎましょう。また他の自治体の受験も控えているかもしれませんので、切り替えてがんばりましょう。

大学生の方の場合は大学に速やかに報告し、次の指示を仰ぎましょう。よく就職課は使えない!みたいに言う学生さんがいますが、ちょこちょこ顔を出していたり、真剣に就職活動している人に対して適当な対応はするはずはないです。原因は自分にはないか、考えてみましょう。大学4年の今からでも遅くないはず。

 

 

 

合格された方、本番はこれからです。

人間力と情報収集力が試されます。

 

さて、前回に引き続き二次試験対策です。今回は単元指導計画です。

 

ずばりですが、

 

 

 

 

現職の先生の「学習指導案」を見せてもらいましょう。インターネット上にもころがっています。

 

現職の先生の学習指導案は、基本的に○月○日○曜日○時間目…と、1回の授業(本時、と言う)用に書きます。

学習指導案の全体の内容は、単元全体を記載した後に、本時の内容を書きます。

 

二次試験の単元指導計画とは、まさにこれのことです。本時の記載がなくなるだけです。

 

例えば国語ならば、

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

単元名「物語を読もう」

 

題材名「涙色の決意(物語の名前です)」

 

単元の指導目標

(1)登場人物の心情の変化を文章から読み取ることができる。

(2)物語の要点を押さえ、要約できる。

(3)想像を膨らませ、物語の続きを考えて、発表することができる。

 

全7時間

1時間目 物語の全体を音読し、ふりがなと段落を確認する。

2〜3時間目 1、2段落目を読み、登場人物の性格を読み取る。

4〜5時間目 3、4段落目を読み、登場人物の心情の変化を読み取る。

6時間目 5段落目を読み、全体を振り返り、要約する。

7時間目 物語の続きを想像して書き、発表する。

 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

と言った風に。

色々省略していますし、こんな物語ないし(笑)、目標も適当ですが、こういうことです。

教育実習行ったことがある人がほとんどだと思うので、指導案を引っ張り出してくればいいと思います。

 

 

 

上記以外の単元指導計画のポイントをお伝えします。

 

①単元の評価規準

※基準じゃないので、絶対間違えないこと!

・語尾は

関心意欲態度…〜しようとしている

その他…〜している、(場合によっては)〜できる

 

・目標に正対している評価規準になっているか。

例えば体育(サッカー)で、

単元の指導目標には

「ボールを強く蹴って遠くに飛ばすことができるようになる」

と書いてあるのに、それを評価する文言がなかったらおかしいですよね?

評価規準の技能の欄には「ボールを捉え、遠くに飛ばすことができる」などと記載しましょう。

 

指導目標と評価規準は密接しているものにします。

もちろん単元の計画にもボールを蹴る練習を組み込む必要があります。

 

 

②単元観

ここは学習指導要領を見て、その目標や段階を記載しましょう。そして、どうしてこの単元をこのタイミングでやるのかを記載します。

ここはあまり膨らませないことをお勧めします。理由は後ほど。

 

 

③児童観、または生徒観

まず対象の学校が、生徒なのか、児童なのかをはっきりさせます。小学校なら児童観と記載しましょう。

授業を受ける生徒が何人いるとか、クラスはどこかとか、男女比はどうか、どんな児童生徒が在籍しているかというところです。

あまり奇をてらわない方がいいです。学力別編成したり、少人数編成したりせず、1クラス30〜35人とかが無難でしょう。もし特別支援学校の国数理社なら1クラス5〜8人とかが無難です。

 

単元指導計画には記載できる量に限界があるので、あまり詳しくは書けないと思いますが、二次試験の個人面接で、詳細に想定している児童生徒に関して聞かれることがあります。

特別支援学校は障害の度合いの想定もちろん、小学校でもADHD等の疑いのある生徒が在籍しているかどうかなど、特に詳細につめておきたいところです。

 

④教材観

もちろん想定している授業で使用するものがあればそれをどういう風に使うかを書けばいいんですが。

ウケが良いのはずばりICT機器の活用。

これ一本でもいいかと。

東京都が超絶推進しています。

今時の人はスマホ等使いこなせているので、iPadなどのタブレット型端末の活用をする、などの記載は容易でしょう。

 

 

 

 

 

 

こんな感じでしょうかね。

 

二次試験の単元指導計画の一番難しいところは指定の用紙サイズ1枚に納めろ!というところです。

普通に書くと、1枚どころでは終えられないはずです。なので、どこを削るかがとても重要になってきます。文字が小さすぎてもいけないし、、、word等のソフトを使いなれていない方は調整に相当時間がかかると思います。ここは頑張るしかないです。

 

 

 

 

またダラダラ書いてしまった…!

読みづらくてすみません。

もう一個書いてもいいですかね。

ぐだぐだでも目標に向かって、楽しく生きよう!